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With そうちゃん

― クサガメ 《そうちゃん》 と綴る 日々のモノローグ ―

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そうちゃん脱走 

飼育暦20年と云うものの、
そうちゃんはその間ずっと
洗面器に閉じ込められてゐたわけではない。

飼い主の不注意で一度脱走したことがある。

そうちゃんの名誉の為にも加えて云うが、
この場合、脱走したそうちゃんが恩知らずなのではなく
脱走させるようなバカな真似をした飼い主が悪いのである。

さて、一体どうして脱走させたのかと云うと、
冬眠あけの小春日和…いや、確かあれは3月の話なので
厳密に言えば冬眠あけではない。
(現在のそうちゃんは水中冬眠で、11月~4月まで眠ったままである)
ともかくあの日、何でか知らないけどそうちゃんの冬眠を中断させ、
日当たりの良い庭にむき出しで置いといた
のである。
しかも体力のない子ガメのそうちゃんを…。

…何故そんな真似を?
いや、わからん。
私が飼い主本人なのだが、さっぱりわからん。
どんなに記憶をたどっても、動機には行き着かない。
まさに迷宮入りなこの事件…。

子供のやることは浅はかということか…。

で、案の定そうちゃんは逃げた
私は泣いて探した
両親まで動員して庭中探した。(両親に申し訳ない)
しかしその日は見つからず、私はしばらくメソメソしながら暮らした。

そして約一ヶ月後…。
小学校から帰宅した私に
父から「カメゐたぞ」の知らせが舞い込んだ。
父曰く、庭にゼニガメがゐるのを見つけて捕まえたらしい。

小さなそうちゃんは、玄関の鉢植えの根元にゐた。
私は俄かには信じられず、
これはきっと両親が、私の嘆きっぷりを見かねて
新しいカメを買ってきてここに置いたに違いない
」と思い、
両親を問いただしたものの、
「本当に庭で捕まえたんだって!良く見てみなさい、お前のカメでしょう」
と、説得される有様。嗚呼、捻くれ者のわが身よ。

実際、再会したそうちゃんは泥で汚れてゐたが、
甲羅の模様の特徴は一致しているように見えた。
(子ガメなんてみんな一緒に見えるかもしれないが、
飼ってみると愛着と共に固体識別ができるようだ。)

こうしてそうちゃんは帰ってきた。

ちっぽけなゼニガメが、ひとりぼっちでどうやって生きのびたのか。
何を食べていたのか、何をしていたのか、そうちゃんは何も云わなかった。
そしてそうちゃんは今も、あの日の思い出を語ってはくれない。
と云うより、カメは鳴かない。(不快や空腹は鼻息で訴えるが)

ともかく、この出来事は
そうちゃんが生命力のある個体だと云うことを証明する
思い出話の一つとなって、語り継がれてゐる。

(それでいて、今のそうちゃんが替え玉だったらどうしようと
時々ふと考えてしまう猜疑心の強い飼い主である。)

カテゴリ: そうちゃん思い出

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